ハラールとは(Halal:合法的・許可されたもの)
ハラール(Halal)はアラビア語で「許可された」「合法的」を意味し、イスラム法(シャリーア)においてムスリム(イスラム教徒)が使用・摂取を許されている事物を指します。対義語は「ハラーム(禁じられた)」です。
ハラームの代表例
豚肉およびその派生物、アルコール、血液、イスラム法に基づき処理されていない動物の肉など。
ハララン・トイイバン(Halalan Toyyiban)
現代のハラールは、単なる宗教的規則にとどまりません。「衛生的(Clean)」「安全(Safe)」「高品質(High Quality)」であることを含む概念であり、消費者に害を与えない普遍的な「良質なもの」の指標となっています。
衛生的
Clean
安全
Safe
高品質
High Quality
ハラール認証とは
ハラール認証は、第3者機関が科学的根拠と現場監査に基づき、製品の原材料から製造工程、管理体制に至るまでがハラール基準を満たしていることを公式に証明する制度です。
【ハラール製品が完成するまでの3ステップ】
STEP1
ハラール原材料の選定
原料、添加物、加工助剤だけでなく、包材や製造ラインで使用するグリース、洗浄剤、サニタイザーなど、原材料や製品に直接接触するものすべてがハラールである必要があります。
STEP2
汚染のない製造設備・工程
ナジス(不浄)やハラーム(禁止物)による汚染がない専用設備、あるいは規定に則った高度な洗浄プロセスが求められます。
STEP3
ハラール製品保証システム(SJPH)の構築
認証取得企業は、社内に「ハラール管理チーム」を設置します。原材料の受け入れから出荷に至るまで、一貫してハラール性を維持するための内部管理体制を構築・運用する責任を負います。
海外におけるハラール認証
世界のハラール市場は2.3兆米ドル*を超え、急速に拡大しています。東南アジア市場から始め、ハラール市場への参入において、ハラール認証はその市場への扉を開く役割になります。
- インドネシア市場の義務化
2014年法律第33号(ハラール製品保証法)により、インドネシア国内で流通する食品、飲料、化粧品、医薬品等はハラール認証の取得、あるいは非ハラール表示が法的に義務化されています。 - LPPOM-YANOハラール協会の優位性
当協会は、インドネシアの公式ハラール検査機関であるLPPOMと強固に連携しています。当協会のワンストップサービスを利用することで、日本国内向けの認証と同時に、インドネシアのハラール製品保証実施機関(BPJPH)の認証を直接取得することが可能です。 - 今後の展望(JAKIM・CICOT)
現在はインドネシア(BPJPH)を主軸としていますが、今後はマレーシア(JAKIM)やタイ(CICOT)などの主要な海外ハラール認証機関との連携する予定です。
*出所:Dinar Standard